効果的な学習法を紹介しているYouTubeとかで、よくファインマンテクニックが出てきますが、いつからファインマンテクニックが取り上げられるようになったのか、気になったので調べてみました。というのも、ノーベル物理学賞を受賞したファインマンは1988年に亡くなられており、30年経ってなぜ注目されるようになっているのか不思議だったからです。
ファインマンテクニックと検索するとスコット・H・ヤングさんとトーマス・フランクさんがどうやらファインマンテクニック推しらしいことが分かりました。
どちらが先なんだとさらに調べを進めると、トーマス・フランクさんは、スコット・H・ヤングさんの動画からファインマンテクニックを知ったとブログに書かれておりました(https://collegeinfogeek.com/feynman-technique/)。
その動画がこちらです。
どうやらスコット・H・ヤングさんがファインマンテクニックを広めたようですね。
この方は「超・自習法 : どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド」(ダイヤモンド社、2020.3)を書かれておりまして、この本の中でファインマンテクニックについて1章を割いております。
スコット・H・ヤングさんが天才物理学者の学習法に興味を持って、ファインマンテクニックとしてまとめたんですね。
一応ファインマンテクニックの内容は次のようなります。
- 説明したいテーマを選ぶ
- 新入生に教えるつもりで説明する
- 詰まったところは、本とかで調べる
- 簡潔にし類似するものを挙げる
私の場合これをやろうとすると、何も浮かばなくて、自分が何も理解していないのだと気づきます。何かを説明しなきゃと頑張っても何も出てこないので、考えることを諦め、答えを丸暗記して乗り切ってきました。だから凡人なのだなと。ちょっと頑張って考えてみる。そこが知的な人間になれるかなれないかの境目なのかなと思いました。